MMDでモーショントレースをする時の動画設定メモ (60fps動画用)
ふとMMDを触ってみたいと思いました。
いい感じにMMDが出来るかどうかは別として、チャレンジということです。
そもそもMMDの背景に動画を読み込む事が難しかったので自分用メモとして書いておきます。
1.用意するもの。
- MikuMikuDance
本家。VPVPというサイト名になってます。
- AviUtl
動画変換に必要になります。(60fpsで動画を出力したかったらバッチは使えない。)
- 拡張AVI出力Plugin
AvilUtlと同じく動画の変換に必要となります。Plusの方は試してないです。
- UT Video Codec Suite
CODECです。これが無いとだめだと思う。
- ffdshow
どう機能してるのか分からん、でも入れておいたほうが良いと思う。
- 元にしたいAVIファイル
そのままです。編集済みの物が良い。理由は後述します。
- 真空波動研SuperLite
動画のコーデック確認に使いました。それだけです。
2.手順
MMDとAviUtlの説明は省きます。
ひとまず各種インストールします。
ffdshowの設定を確認
ここ!小さいけど、ffdshowインストールしたらVFWの設定を開き、
Decorder→コーデック→と開いていき、右側のリストにMP42という物があるはずなので、そこのデコーダーがlivavcodecになっていることを確認します。
(ここいる?)
使う動画をAVIに変換する
元にさせていただく動画は好きなやつで良いと思いますが、変換だけ気をつけます。
多分「Youtube MP4」とかで検索掛ければ1つ目に出てくると思うんですけど
こことかで、変換後をAVIに設定し出力します。
大体の動画はフレームレートが60ピッタリとかではないと思うので、後で書く拡張Avi出力Pluginで60に設定します。
映像の編集、出力
1回目のエンコードです。
先程DLした動画をAviUtlで開き、ひとまずはサイズを小さくする。
メニューバー>設定>サイズの変更>なし
を、いい感じの大きさに変えます。動画とかはそのままのサイズのままなので、拡張編集で拡大率を下げて対応します。
リサイズ(640×360pxがおすすめ)が完了したら、一度出力した物を再度読み込みます。
拡張Avi出力Plugin
2回目のエンコードです。
MMDの背景Aviに必要な条件であるAVI1.0はここで選択出来ます。
先程と同じ様に出力しますが、今回は
メニューバー>プラグイン出力>拡張AVI出力
という部分で出力します。そうすると下のような画面が出てきますので、青い部分をクリックし、設定を行います。
青くハイライトされている部分で操作できます。
中はこんな感じ
同じく青くハイライトされた部分を操作します。
ネットでいろいろ検索してみると、UtVideo YUV420 BT.601 VCM という物が良いと書かれてたりしましたが、何故かうちでは出来なかったので
UtVideo RGB VCMという物を使いました。
肝心な部分は下のAVI:1.0という部分で、ここを1.0にしておかないとMMDが動画を読み込んでくれません。残念。
真空波動研SuperLiteでコーデックを確認
文字通りです。exeのアイコンにD&Dします。
青い部分がAVI1.0になってたらOKです。
MMD上でも確認
これで出力してMMDに動画を読み込ませると、無事背景が黒くならずに映像が出ると思います。多分。
キーフレーム動かしてくと背景も再生され始めます。
終わりに
調べて出てきた設定がダメだったから虱潰しに探してたら見つけただけなので、詳しい事は分かりません。誰かの参考になれば幸いです。
いろいろ粗ありまくりだと思うのでこれで終わりにしておきます。ありがとうございました。